F1の予選が終了した後、FIA F2第9戦ベルギー(スパ-フランコルシャン)レース1の2周目に大クラッシュが発生。モノコックとエンジン部分が真っ二つになるほど激しいクラッシュをしたアントワーヌ・ユベール(享年22歳、フランス、BWTアーデン)が亡くなった。
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ユベールと接触し裏返しになっていたファン・マヌエル・コレア(ザウバー・ジュニアチーム)は、フロントノーズが外れてモノコックから足が見えているほど激しいクラッシュだったが、病院に搬送され、状態は安定していると伝えられている。
オー・ルージュでバランスを崩し事故のきっかけとなったジュリアーノ・アレジ(トライデント)は、メディカルセンターに運ばれたものの問題なしと判断されている。
敬意を払って、日曜日のレース2は中止すると発表された。
■アントワーヌ・ユベール
アントワーヌ・ユベールは、2018年GP3チャンピオンに輝き、今シーズンは母国メーカーのルノーのサポートを受けてアーデンからFIA F2参戦。すでにモナコとホームレースであるフランスで2勝を挙げており、将来が有望視されていたドライバーだ。
アントワーヌ・ユベールのご家族、ご友人に、謹んで哀悼の意を表します。
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