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【ウィリアムズ】今季中にクビサをはずすことは考えていない

2019年07月17日(水)19:14 pm

ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズが、来季のドライバーラインアップについて話をするのはまだ早すぎると主張した。

今季はまだ1ポイントも獲得できずコンストラクターズランキング最下位に位置しているウィリアムズ。中でも今年8年間のブランクを経てF1復帰を果たした34歳のロバート・クビサのパフォーマンスの低さが大きく目につく状況となっており、すでにウィリアムズではその後任ドライバー捜しに動いているとのうわさもささやかれている。

最近では、早ければ夏休み後に行われる第13戦ベルギーGPから、エンジンサプライヤーであるメルセデスの契約下にあるエステバン・オコンとクビサを交代させるのではないかとさえ言われている。

だが、こうしたうわさに関して、クレアはスペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に次のように語った。

「今シーズン中にロバートを交代させることは考えていません」

「こうした推測には苛立たされます。チーム内で本当にどういうことが起きているのかが分からなければ、本当のことは分からないわけですからね」

「私たちのロバートとの関係はうまくいっていますし、それは何も変わっていません。彼は集中していますし、自分がやるべきことをやっています。そして私たちも彼によりよいクルマを提供することで彼を助けようと試みているところです」

「私たちはまったく失望したりしていません」

「彼は少しがっかりしているはずです。自分が望むようなもの(マシン)を手にすることができていませんからね。しかし、今はまだシーズン中盤に過ぎません」

だが、ウィリアムズがオコン同様にメルセデスとの契約下にあるジョージ・ラッセルを来季もキープしたいと考えているのは間違いないようだ。

そしてそのチームメート候補のひとりだと考えられているのがブラジル人ドライバーのセルジオ・セッテ・カマラだ。

かつてはレッドブルの育成ドライバーであったセッテ・カマラは、今季はF2に参戦するかたわらマクラーレンのテストドライバーも務めている。

そのセッテ・カマラを支援しているのがかつてウィリアムズのスポンサーを務めていたことで知られるブラジルの石油会社ペトロブラスだ。

だが、クレアはまだ来季のドライバーラインアップの話をするには早すぎると次のように主張した。

「2020年のことを話し始めるにはまだ早すぎます。私たちはまだ何らかの決定を下せる位置にはありません。シーズンが第3四半期を迎えるまでは無理ですね」

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