今季フェルナンド・アロンソの後任としてマクラーレンに移籍したカルロス・サインツが、チームが目指しているのは中団グループのトップになることではないと主張した。
昨年まで不振が続いていたマクラーレンだが、今季は明らかにその戦闘力が増しており、4戦を終えた時点でのコンストラクターズランキングではメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームに次ぐ4番手に位置している。
だが、母国スペインの『AS』から中団グループでは最強の位置につけていることをうれしく思うかと質問されたサインツは次のように答えた。
「僕たちにはさらなる改善が必要だよ。だって、メルセデスとフェラーリを見ればクルマのあらゆる部分を改善する必要があるのが分かるからね」
「もし中団グループとの比較であれば、少しの改善で上に立てるだろう。だけど僕たちは彼らと自分たちを比べたりはしていないよ」
「僕たちが今比べているのは僕たちよりも1秒速いクルマだし、それが目標なんだ」と24歳のサインツは付け加えている。