フェラーリに続き、マクラーレンも今週末のF1開幕戦オーストラリアGP(17日決勝)ではF1マシンからタバコ会社がらみのロゴをはずすことになった。
フェラーリはすでにオーストラリアGPが開催されるメルボルンでは「ミッション・ウィノウ」のロゴマークの代わりにフェラーリの90周年をアピールする文字をF1マシンに描くことが明らかとなっている。
これは、「ミッション・ウィノウ(Mission Winnow)」がフェラーリのスポンサーであるタバコ会社フィリップモリスが展開するキャンペーンであることから、禁止されているタバコの広告宣伝に該当するのではないかとオーストラリア当局が調査を開始したことによるものだ。
そして、今年からタバコ会社BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)をスポンサーに迎えたマクラーレンも同様に「ア・ベター・トゥモロー(A Better Tomorrow)」というロゴを車体に施すことになっていた。だが、マクラーレンもオーストラリアではそれに代えてスポットスポンサーとなる「セブン-イレブン」のロゴを掲載することになったという。
スペインの『Marca(マルカ)』によれば、フェラーリとマクラーレンはいずれも第2戦バーレーンGP(31日決勝)では、本来の「ミッション・ウィノウ」、「ア・ベター・トゥモロー」というロゴを車体に復活させることになるという。
『Marca(マルカ)』は、BATの関係者が今後“F1を開催する国々の法令”を研究していくことになると語ったと付け加えている。