1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、2019年はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にとって「運命を左右する」年になるだろうと語った。
ビルヌーブは、ベッテルにとって今年も再びフェラーリでF1タイトルを獲得するチャンスを逃すことは許されないと母国カナダの『Le Journal de Montreal(ジュルナル・ド・モントレアル)』に次のように語った。
「今シーズンはセバスチャン・ベッテルにとって運命を左右する年になる」
「彼はここ数年ミスを犯すことが多かったが、いつもそれによってタイトルを逃したと言えるだろう」
「特に昨年の彼は、ホッケンハイムで行われた母国レースでクラッシュしてしまうまでは最高のクルマを手にしており、タイトル獲得に向けて絶好のポジションにいた」
「その後どうなったかは知っての通りだ。ハミルトンが支配したよ」
そう語った47歳のビルヌーブは次のように付け加えた。
「ベッテルが5回目のF1タイトルをとれるとしたら、それは彼が自分の悪魔を追い払うことができた場合だけだね」