ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、自分は世界3大自動車レースの制覇には興味がないと語った。
昨シーズン限りでF1から引退したフェルナンド・アロンソは、近年世界3大自動車レースすべてで勝利し、“3冠”を達成することを目標として掲げている。
その3大レースのうちすでにF1モナコGP、ル・マン24時間レースを制し、現在“2冠”の状態にあるアロンソにとって残された目標はアメリカで行われるインディアナポリス500マイルレースでの勝利だ。
2017年に一度その通称インディ500に挑戦したアロンソは、今年も5月26日(日)に決勝が行われる伝統レースに出走を予定している。
もしそこでアロンソが勝利を飾れば、イギリスの伝説的元F1ドライバーであるグラハム・ヒルに次いで世界で2人目の3冠達成ドライバーとなる。
だが、昨シーズンに通算5回目のF1ドライバーズタイトルを獲得したハミルトンにはアロンソと同じように3冠を目指したいという気持ちはないようだ。
「去年まで、その3冠について一度も耳にしたことがなかったよ」
スポンサーイベントのためにイタリアのトリノを訪れていたハミルトンは、アロンソの母国スペインの『Radio Marca(ラジオ・マルカ)』にそう語ると次のように付け加えている。
「僕には特に興味はないし、挑戦したいとも思わないな」