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イギリス内務省がフォース・インディア元オーナーのインド送還を決定

2019年02月06日(水)11:44 am

イギリス内務省が、昨年までフォース・インディアのオーナー兼チーム代表であったビジェイ・マリヤを出身地であるインドに送還する決定を下したと報じられている。

ユナイテッド・ブリュワリーズ・グループの会長を務め、キングフィッシャー航空を創業するなど、かつては大富豪として知られていたマリヤ。だが、キングフィッシャー航空の経営破綻などにより多額の債務を抱えたマリヤは母国インドで汚職容疑で指名手配されており、近年はイギリス国外に出ることが認められない状況となっていた。

昨年フォース・インディアをカナダの大富豪ローレンス・ストロール率いる投資家集団に売却してF1の世界から離れたマリヤだが、このほどイギリス内務省がインドへの送還を認める決定を下したようだ。

伝えられるところによれば、イギリス内務省の広報担当者が、内務大臣を務めるサジド・ジャビドがマリヤの案件を「注意深く」検討した結果、「ビジェイ・マリヤをインドへ送還する命令書にサインした」と語ったという。

この結果、63歳のマリヤは28日以内にインドへ強制送還されることになる。そして、インドへ戻ればマリヤが身柄を拘束されることになるのは確実だ。だが、マリヤにはこれに対して異議申し立てを行う権利も認められている。

マリヤは次のように語ったと伝えられている。

「私は内務省が決定を下す前に異議申し立てを行うことはできなかった。これから、私は申し立て手続きを行うことになる」

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