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ニキ・ラウダの主治医が“肺炎”のうわさを否定

2019年01月09日(水)18:42 pm

メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダがインフルエンザを患って昨年肺の移植手術を受けたウイーンの病院に再入院したことはすでに報じられている通りだ。

だが、本当はラウダが肺炎を起こしており、生命が危ぶまれる状況に陥っているようだとのうわさがささやかれている。

確かに、69歳のラウダは一般病棟ではなく集中治療室に入ったことが病院関係者のコメントで明らかとなっており、ドイツの『Welt(ヴェルト)』を含むいくつかのメディアはラウダが肺炎を起こしていると報じている。

だが、ラウダの主治医はオーストリアの『Kurier(クリヤー)』紙に対し、ラウダの状況は「典型的な感染症」などではなく「風邪をこじらせた」状態ではあるが、現在は「非常に疲れている」と語り、次のように付け加えた。

「移植手術を行ったことで、健全な人よりも状況はもっと複雑なんだ」

そんな中、『Osterreich(エステルライヒ)』は、ラウダの状態は深刻なものではなく、少し前に伝えられたように来週のとこかで退院する予定は変わっていないとしている。

主治医も、ラウダを集中治療室に入れたのは肺の移植手術を受けた患者だったために一般病棟では十分なケアができなかったためであり、今ではラウダはすでにベッドから起き上がることもできていると語り、次のように続けた。

「ニキは自分の健康に気を配っており、すべて適切に対応しているよ」

「彼の状況では、ある程度のリスクは避けられないんだ」

主治医によれば、ラウダは肺炎を患ってはおらず、ベッドから降りて歩くことも禁止されていなければ、もちろん人工呼吸器なども必要としていないという。

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