パスカル・ウェーレイン(24歳)は今年、2019年シーズンの開発ドライバーとしてフェラーリに所属するようだ。
2018年の開発ドライバーだったアントニオ・ジョビナッツィとダニール・クビアトは、それぞれアルファロメオ・ザウバーとトロロッソ・ホンダから2019年のF1レギュラードライバーとして復帰することが決まっている。
ウェーレインは2018年の終わりにメルセデスジュニアプログラムを離れていることはすでに報道されている。2016年から2017年にかけてマノーとザウバーで39グランプリを走ってきたが、フェラーリが獲得に動いた。
フェラーリは、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールをサポートするためにシミュレーターでの幅広い作業を期待しているが、この件についてまだ正式に発表していない。
ウェーレインはフォーミュラEに出場する予定で、開発ドライバーの仕事も兼務することになるだろう。フォーミュラEの第1戦サウジアラビアは出場しなかったものの、今週末に行われる第2戦マラケシュでマヒンドラからフォーミュラEにデビューする予定だ。
メルセデスとフェラーリの間でこの種のドライバーの動きがあったのは今回が初めてではない。以前、跳ね馬でシミュレーター作業をしていたエステバン・グティエレスは、2018年はメルセデスAMGで同様の職務に就いていた。