マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父親が、F1ブラジルGP決勝後に息子が行った行為を擁護した。
フェルスタッペンはレース後に自分とクラッシュしたエステバン・オコン(フォース・インディア)の胸を突き飛ばしてしまったが、理由がどうあれ、その行為は許されるものではなかったと考えている者が多い。
フェルスタッペンの父であり、自分もかつてF1ドライバーとして活躍したヨス・フェルスタッペンは、母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。
「マックスがやったことはよくなかったかもしれない」
「だが、彼がやったことは私には十分に理解できる」
「彼は勝利を盗まれてしまった。そして、その後オコンはあそこに間抜けのように立っていてニヤリと笑ったんだ」
「このことを必要以上に大げさにするべきではないよ。サッカーの選手は毎週お互いにこういうことをしているわけだし、マックスは誰のこともなぐったりはしないだけのプロ意識は持っているんだ」
そう主張したヨスは次のように結んでいる。
「彼はすごく自分を抑えていたのだと私は思っている。だが、みんなが彼の周囲にいたのはよかったよ」