フォース・インディアの2019年の目標はコンストラクターズランキングで3位となることだ。
2016年と2017年に2年連続でコンストラクターズランキング4位となったフォース・インディアだが、今季はチーム存続に向けて絶体絶命の危機に立たされていた。
しかし、今年8月にローレンス・ストロールが率いる投資家集団が新オーナーとなったことで、イギリスを拠点とする新チームとして存続することが可能となった。
その後のチーム再編により新チーム代表となったオットマー・サフナウアーはブラジルの『Globo(グローボ)』に次のように語った。
「ローレンス・ストロールが加わらなければ8月のレースには出られなかっただろう」
「私はF1で20年を過ごしてきたが、我々が話し合いを始めたのは6か月前のことだった。だが、我々はどちらもアメリカ人だし、物事に対する見方や反応の仕方が似ていることが分かったんだ」
ルーマニア生まれながら7歳のときからアメリカのデトロイトで過ごしてきたサフナウアーはそう語ると次のように付け加えた。
「彼(ストロール)は現在トップ3チームが支配しているところに手が届くようチームの成長を最大限に加速させたいと思っているよ」
サフナウアーはそのために現在チーム再編に取り組んでいるところだとし、2019年にはチーム名も新たなものに変わるだろうと示唆している。
さらに、中期的には現在シルバーストンに構えているファクトリーも新たなものに立て替える可能性もあるとしたサフナウアーは次のように締めくくっている。
「3位を目指して戦いたいと思っている。2019年には我々とルノーにフェラーリとメルセデスとの差を縮めるチャンスがあると考えているよ」