ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、将来フェラーリに移籍する可能性を否定しなかった。
前戦F1メキシコGPにおいて2018年のF1ドライバーズタイトル獲得を確定させたハミルトン。ハミルトンの通算タイトル獲得回数は5回となり、ファン・マヌエル・ファンジオと並ぶ歴代2位の記録を達成したことになる。
そのハミルトンの次の目標は、ミハエル・シューマッハが持つ7回の歴代トップ記録への挑戦だろう。
ハミルトン自身もシューマッハの記録が射程圏内に入ってきたことを認め、その記録を更新することを目指したいと語っている。
そして、その記録を更新するときにハミルトンが所属しているのはフェラーリかもしれない。
将来、フェラーリに加入する可能性についてイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌から質問されたハミルトンは次のように答えた。
「現時点では、どこかほかのチームに自分がいるのを想像するのは難しいな」
「メルセデスは僕にとっては家族のようなものだし、僕は彼らと一緒に成長してきたんだ。それはマクラーレンも同じだったけれど、僕は変化を求めていたし、ほかのチームでも勝てるんだってことをみんなに示したいと思っていた」
「そうできることは分かっていたよ。だけど、それを証明したかったんだ」
そう語ったハミルトンは、次のように付け加えた。
「現時点では、あのときと同じようにほかのチームに行ってそこで勝とうとは考えてはいないよ。でも、絶対にないとは言えないけれどね」