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【FP3レポート】トロロッソ・ホンダは8番手 レッドブルが3セッション連続のトップ/F1メキシコGP

2018年10月28日(日)1:25 am

2018年F1第19戦メキシコGPが10月27日(土)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で2日目を迎え、現地時間午前10時(日本時間28日午前0時)から行われたフリー走行3回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがここまでの3セッション連続となるトップタイムを刻んだ。

●【画像:FP3結果】2018年F1第19戦メキシコGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

セッション開始時にはすでにあがっていたものの、朝降った雨によりウエットコンディションとなったサーキットで予選前最後のフリー走行セッションがスタート。ドライバーたちは淺溝の雨用タイヤであるインターミディエイトタイヤでインストレーションラップを行う。

しかし、路面コンディションがなかなか改善せず、セッション前半にはほとんどF1マシンの走行が見られない状況となる。

60分で行われたセッションが折り返し点を迎えるころ、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがこのサーキットに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいハイパーソフトタイヤでコースイン。これを合図にしたように、徐々にほかのドライバーたちもドライタイヤでコースに向かい始めた。

セッションが3分の2を消化したあたりからトップチームのドライバーたちもハイパーソフトタイヤでの走行を始め、まずはメルセデスのバルテリ・ボッタスが順当にトップタイムをマーク。その数分後にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルがそのタイムを更新して順位表の一番上に顔を出した。

ところが、セッションの残り時間が15分を切ったところでボッタスがコース脇にマシンを止めてしまう。どうやら油圧系トラブルのようだ。そしてボッタスのマシン撤去のためにここでVSC(バーチャルセーフティカー)が導入された。

VSCが2分ほどで解除されると、路面コンディションがかなり改善されてきたこともあり、トップタイムがたびたび更新される展開となる。

そしてセッションの残り時間が5分を切ったところでフリー走行1回目、2回目でトップタイムを刻んでいたフェルスタッペンがこのセッションでも速さを見せ、昨年のポールタイムを更新するタイムを刻んでトップに立つ。

2番手に今年のドライバーズタイトルに王手をかけているルイス・ハミルトン(メルセデス)が続き、ベッテルが3番手で続く展開となった。

トロロッソ・ホンダ勢は、規定外PU交換などで決勝を最後尾からスタートすることが決まっているピエール・ガスリーが8番手タイムをマーク。しかし、昨日のフリー2で6番手に食い込んだブレンドン・ハートレーはこのセッションでは16番手タイムにとどまった。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:16.284
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:16.538
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:16.566
4番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:17.028
5番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:17.045
6番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:17.059
7番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:17.336
8番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:17.525
9番手/マーカス・エリクソン(ザウバー) 1:17.565
10番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:17.623

F1メキシコGP予選は、このあと日本時間午前3時から始まる。

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