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【画像】ザウバー製の自転車用“空力ハンドル”を使用した選手が世界選手権で優勝、プロポーズも成功

2018年10月16日(火)18:56 pm

ザウバー・エンジニアリング製の自転車用カスタムハイエンドハンドルバーを使用したトライアスロン・ドイツ大会と2017年アイアンマン世界チャンピオンのパトリック・ランゲが、13日にハワイのカイルアコナで行われた2018年アイアンマン選手権で優勝した。そして彼女へ結婚のプロポーズも成功させた。

「プロジェクト101」と呼ばれるこのプロジェクトは、サイクリング業界の空力特性に革命を起こしている「スイス・サイド(Swiss Side)」、「キャニオン(Canyon)」と共同で実現した。

F1で鍛えられたザウバー・エンジニアリングの先進的な設備と豊富な経験を駆使して、高品質のチタン構造でデザインされ、計算され、生産され、剛性や強度を損なうことなく軽量のハンドルバーが作られた。

さらに、ギアシフト用のケーブル配線やサイクリングコンピュータの固定点などの機能が直接統合されている。そしてサイクリストに快適な乗り心地を保証するために、カスタマイズされたパッドが製造された。

すべての部品は、レース中に故障が生じるのを避けるために、高度な計算ソフトウェアを使用して作成された。

ランゲはレース前「新しいエアロコクピット(ハンドル)を風洞でテストしたんだ。その結果、パフォーマンスが大幅に向上したよ。新しいエアロコクピットと強烈なパフォーマンスをハワイのコナで行われるビッグレースでお披露目できるのが楽しみだ」と語っていた。

ザウバーエンジニアリングの技術責任者クリストフ・ハンセンはレース後、「第2回アイアンマン世界大会でタイトルを獲得できて本当に嬉しいよ。パトリックとスイス・サイド、キャニオンとの共同作業は本当に楽しかった。レース用のハンドルバーを設計・製造して自転車の開発に貢献できたことはザウバー・エンジニアリングのチームは、偉大な結果を残したパトリックを誇りに思うよ。彼の将来が楽しみだ」と述べた。

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