FIA WEC富士6時間耐久レース2018の予選で、ポールポジションを獲得したトヨタ7号車(M.コンウェイ、小林可夢偉、JM.ロペス)のホセ・マリア・ロペスが罰金とタイム抹消のペナルティを科され、正式予選結果では最下位になった。
これにより、ポールポジションを獲得したのはトヨタ8号車(S.ブエミ、中嶋一貴、F.アロンソ)となった。予選2番手はレベリオン・レーシング1号車(N.ジャニ、A.ロッテラー、B.セナ)、予選3番手は同じくレベリオン・レーシングの3号車だ。
予選5番手に繰り上がったのはジェンソン・バトンがドライブしているSMPレーシング11号車(M.アレシン、V.ペトロフ、J.バトン)。
井原慶子がドライブするLARBRE COMPETITIONの50号車(LMP2クラス)は14番手に繰り上がった。
■わずか8.7km/hの速度違反でPPから最下位へ・・・
レーススチュワードの発表によると、7号車のロペスは予選中、60km/h制限のピットレーンを68.7km/hで走行した。これにより、罰金900ユーロ(約11万6千円)と、ロペスが記録したすべてのタイムを抹消するとの裁定を下した。
競技規則では、予選に出走したドライバー2名が各々記録したベストラップの平均タイムによってグリッドが決まる、とある。
トヨタは母国で1-2と完璧な予選だったが、わずか8.7km/hのピットレーン速度違反により7号車は最下位となってしまった。