FIA WEC富士6時間耐久レース2018の予選で、ポールポジションを獲得したトヨタ7号車(M.コンウェイ、小林可夢偉、JM.ロペス)のホセ・マリア・ロペスが罰金とタイム抹消のペナルティを科された。
レーススチュワードの発表によると、7号車のロペスは予選中、60km/h制限のピットレーンを68.7km/hで走行した。これにより、罰金900ユーロ(約11万6千円)と、ロペスが記録したすべてのタイムを抹消するとの裁定を下した。
競技規則によると、スターティンググリッドを決めるにあたり次の条項がある。
・ドライバー2名が各々記録したベストラップが必要。この2名のベストラップの平均タイムによってグリッドが決まる。
・スターティンググリッドは、2周(各ドライバー1周ずつ)のベストラップの平均が最優先で決まる。次にベストラップを1周以上記録できなかった競技者、そして1周も記録できなかった競技者が続く。
条項に当てはめると、ポールポジションを獲得した7号車は最下位になる予定だ。