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ロシア企業がフォース・インディア買収手続きに異議

2018年08月23日(木)17:44 pm

ローレンス・ストロールによるフォース・インディア買収に障害が生じるかもしれないと報じられている。

債務返済のめどが立たず裁判所から破産宣告を受けたフォース・インディアだが、その後ウィリアムズのランス・ストロールの父ローレンス・ストロールが率いる投資家集団によって買収され、F1に生き残ることが可能となった。

ところが、このほどロシアのウラルカリという会社がストロールらによるフォース・インディアの買収に異議を申し立てたことが明らかとなった。

このウラルカリという企業はフォース・インディアのテストドライバーを務めるニキータ・マゼピンの父親であるドミトリー・マゼピンが率いる化学メーカーだ。

ウラルカリ社は、フォース・インディア買収に向けて「競争力のある入札」を行う準備を整えていたものの、管財人から不当な扱いを受けたと主張している

ウラルカリ社が出した声明によれば、管財人は同社の入札参加を「拒否」した上、「電話やEメールでの問い合わせに対する回答も行わなかった」のだという。

その声明には次のように付け加えられている。

「ウラルカリは管財人のもとで行われた今回の手続きはフォース・インディアの債権者や株主、さらにはスポーツ全体にとって最善の利益をもたらすものではないと考えている」

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