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F1ドイツGP開催復活を目指すニュルブルクリンク「条件が整えば2019年から」

2018年01月31日(水)19:38 pm

ニュルブルクリンクが、2019年にF1ドイツGP開催地として復活したいという意向を示した。

■2019年の開催は不透明なドイツGP

2009年からホッケンハイムと交互にF1ドイツGPを開催していたニュルブルクリンクだが、経営破たんに陥ってオーナーが変わったこともあり本来開催契約を結んでいた2015年と2017年にはドイツGPが行われないという事態となっていた。

一方のホッケンハイムは契約を守り2016年にドイツGPを開催。そして今年も2年ぶりにホッケンハイムでのドイツGP開催がF1カレンダーに盛り込まれている。

しかし、現時点では2019年にドイツGPが開催されるのかどうかはいまだ不透明な状況だ。

■2019年の開催可能性を探るニュルブルクリンク

だが、現在ニュルブルクリンクの責任者を務めるミルコ・マルクフォートが、昨年F1新オーナーとなったリバティ・メディアとドイツGP開催に向けての交渉を開始したことが明らかとなった。

「このサーキットでまたF1を行いたいと思っている」

『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』にそう語ったマルクフォートは次のように付け加えた。

「可能であれば2019年からでもね」

■開催実現は財政面での条件次第

だが、依然として財政問題を抱えるニュルブルクリンクがF1開催にこぎつけるにはまだクリアすべき高いハードルがあるようだ。

「だが、これは意味のある財政上の条件が考慮されて初めて可能となるものだ」

「エクレストン(前F1最高責任者のバーニー・エクレストン)流のビジネスモデルはすでに時代遅れだ。チケットの売り上げだけでは我々に利益は残らない」

そう語ったマルクフォートは、今後さらに現F1最高責任者のチェイス・キャリーとの交渉を行っていくことが緊急の課題だと主張し、次のように付け加えた。

「7月に行われるホッケンハイムでのレースまでにはっきりさせる必要がある」

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