大地震に見舞われたメキシコだが、来月末のF1メキシコGP開催に影響はないとサーキットは保証している。
19日にメキシコ中部を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生し、サーキットが位置する首都メキシコシティでも被害が出ている。
メキシコGP(10月29日決勝)が開催されるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、現在、救援物資や人員の集積地として使用されているが、コースの路面や建物に目立った被害はない模様だ。
■2度の調査で問題はなし
サーキットの広報担当者は次のように語っている。
「路面から建物まで、既に2回にわたって調査が行われ、問題はなかった」
「今後も評価を継続するが、これまでのところ懸念は一切ない。われわれはレースを開催する」
メキシコシティで行われる予定だったウェイトリフティングや水泳などの大会には中止されたものもあるが、F1の開催に問題はないとサーキットの広報担当者は話す。
「現在の懸案事項は、市としてすべてを復旧することと、できるだけの支援をすることだ」
「現状のままであれば、行っている仕事を継続するのみ。コースに問題はないから、必要なのはレースに集中し直して、ショーをやりきることだけだ」