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【マクラーレン】ザック・ブラウン「アロンソとの関係悪化はない」

2017年06月16日(金)18:20 pm

マクラーレン・ホンダが現在非常に厳しい状況に置かれていることは周知の事実だ。しかし、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンがマクラーレンとフェルナンド・アロンソとの関係には何の問題も生じていないと主張している。

■今季限りでのチーム離脱をにおわせるアロンソ

2015年から共同プロジェクトをスタートさせたマクラーレンとホンダだが、3年目を迎えた今シーズンは過去2シーズンよりもさらに悲惨な状況を迎えている。

うわさでは、マクラーレンはすでにホンダとの契約を解除することを決めているようだと言われており、近いうちに正式発表が行われるはずだと報じているメディアもある。

3度目のF1タイトル獲得を目指して2015年にフェラーリからマクラーレン・ホンダへの移籍を決断したアロンソも、最近はホンダに対して容赦ないコメントを発し続けるとともに、2018年にはほかのチームへ移籍する可能性をも強く示唆している。

■マクラーレンとアロンソの関係は悪くないとブラウン

だが、ブラウンはアロンソの母国スペインの『AS』に対して次のように語った。

「私は、フェルナンドはマクラーレンの雰囲気が気に入っていると思っているし、我々以外のチームで走りたいと思っているわけじゃないと思っているよ」

「だが、彼はトップ争いができることを望んでいるし、私もそれは理解できるよ」

■マクラーレンとアロンソが抱えている不満は同じ

現在、マクラーレンとホンダの関係が悪化してしまっているのは確かだが、ブラウンはマクラーレンとアロンソの関係は今でも良好なままだと次のように続けた。

「フェルナンドとマクラーレンの間に緊張関係などはないよ。関係が以前よりも健全になったということは決してないがね。彼は不満を抱えているが、我々だって彼と同じ不満を抱えているんだ」

そう語ったブラウンだが、今のままでは2018年もチームにとどまるようアロンソを説得することが難しいことも分かっていると次のように付け加えた。

「我々は常に彼にとどまって欲しいのだとはっきり言ってきた。そして彼もここに残りたいとはっきり言っていたときもあった。だが、我々にはもっといいレースカーが必要だし、そのことに全員が意識を集中させているところだ」

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