マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、モンテカルロ市街地サーキットで行われる2017年F1第5戦スペインGP(28日決勝)に向けて次のように語った。
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■ストフェル・バンドーン
「スペインGPの結果は不満が残るものだったし、もちろん望んでいたようなものではなかった。それでも、あの週末にもいくつか前向きなことがあったよ。クルマに投入した改良パーツは期待していたようなパフォーマンスを発揮していたし、毎日コースに出るたびに多くの情報を得ることもできた。それはエンジニアやファクトリーの設計チームにとってはすごく有益なものだったし、1レースごとに自分たちのプログラムの役に立っているよ」
「バルセロナ以降、僕はMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)でシミュレーター作業を行っていたし、モナコに行く心構えもでき、ワクワクしているところさ。ここは最近僕にとってもうひとつのホームレースになったんだけど、自分の裏庭で走るのはこれが初めてになる。そして、あそこをF1カーで走るのも初めてだ。だけど有名なモナコのサーキットを走るのが初めてというわけじゃないんだ。僕はGP2では3年間あそこでレースをやったし、ルノー・ワールドシリーズでも走ったことがある。だからかなりよく知っているし、あそこで走ることを楽しんでいるよ」
「あそこは、仮に最高のパフォーマンスを持つクルマに乗っていたとしても、トラフィックという悪運の犠牲者になってしまうこともあるサーキットだ。それが週末全体の結果に影響を及ぼしかねない。ファンにとっては本当にワクワクするレースになるし、あそこでは何が起きるか分からないんだ」
「それに、ジェンソンがマクラーレン・ホンダに戻ってきて、ガレージで僕のとなりにいることになるのはうれしいね。僕たちは2人ともこのサーキットで走るのが大好きだし、今季ここまでの中では僕たちにとって最高のチャンスが訪れるだろうと期待している。そして、僕たちの片目はインディアナポリスがどうなっているかということに向けられるだろうってことも分かっている。あそこでフェルナンド(アロンソ)がいい週末を迎えられることを期待しているよ」