ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、モンテカルロ市街地サーキットで行われる2017年F1第5戦スペインGP(28日決勝)に向けて次のように語った。
● 【インディ500予選2】フェルナンド・アロンソ「驚き、達成感、喜びを感じる。予選2周目にトラブル、ダメだと思った」
■長谷川祐介(ホンダF1プロジェクト責任者)
「今週末はマクラーレン・ホンダの全員にとってとりわけ特別なものとなります。F1でも特に重要だと言われるモナコに向かうだけでなく、ジェンソン(バトン)がまた走ってくれますし、フェルナンド(アロンソ)はインディ500で戦うことになるからです」
「モナコは世界有数の伝統と歴史を持つレースです。常に素晴らしいレースが展開されますし、チーム、ドライバー、そしてファンにとってモータースポーツカレンダーのハイライトとなるものです」
「2週間前のスペインでは、我々も進展を示すことができました。そしてモナコでは(エンジン)パワーが果たす役割は小さくなります。ですから、このレースは我々にとって大きなチャンスとなるだろうと期待しています。非常にドライバーの腕が試されるサーキットですし、ミスを犯すことは許されません。予選セッションで速さを見せるためにはセットアップがカギになります」
「我々のクルマに、モナコで勝利した経験を持つF1チャンピオンのジェンソンが乗ることになります。そしてストフェル(バンドーン)もGP2ではモナコで表彰台の一番高いところに立った経験を持っています。彼らのような素晴らしいドライバーラインアップを有しているからには、我々としても彼ら2人にポイント圏内フィニッシュが十分に可能となるクルマを提供できるよう、懸命に取り組み続けることを目指しています」