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【マクラーレン・ホンダ】ドライバーの苦境に理解を示すブーリエ「力を証明してみせる必要はない」

2017年04月22日(土)16:28 pm

マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエは、チームが苦戦する中でドライバーが置かれている状況に理解を示している。

ルーキーイヤーのストフェル・バンドーンは、将来のチャンピオン候補と目される逸材だ。しかし、F1開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPでは、チームメートのフェルナンド・アロンソに大きく突き放された。

■バンドーンは「プレッシャーにさらされてはいない」

第3戦バーレーンGPでは、メカニカルトラブルのためにスタートすらできなかったバンドーン。

ブーリエは「彼はプレッシャーにさらされてはいない」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に強調した。

「われわれが彼の力を信じ、長期契約を結んでいることは、ストフェルも承知している」

「毎レース、力を証明してみせる必要はない。現状ではそれが不可能なことは理解している」

■アロンソのインディ500挑戦、最初は反対していた

一方、アロンソがモナコGP(5月28日決勝)を欠場してインディ500に参戦することについて、ブーリエは、最初は反対していたことを認め、次のように語った。

「彼の中の炎を消したくはない」

「フェルナンドは何をするにしても勝ちたいんだ。今のところ、F1ではそれができない」

■テストで光明は?

バーレーンGP後に行われたテストでは、マクラーレンは2日目にトラブルフリーで周回を重ねることができた。

しかし、ブーリエは慎重な姿勢を崩していない。

「その理由が分かっていればいいんだが…。そこが問題だよ」とブーリエが話したとスペインの『AS』紙は伝えている。

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