【WRC順位・動画】前戦優勝のトヨタのラトバラ、不利な出走順で走行／ラリー・メキシコ デイ2
3月10日（金）、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技2日目デイ2が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン／カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が4位につけた。
また、ヤリ-マティ・ラトバラ／ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は前日と順位は変わらず、8位でデイ2を走りきった。
■デイ2のトピックス
シーズン最初のグラベルイベントであるラリー・メキシコは、SSの出走順がタイムに大きな影響を及ぼす。
ドライコンディションのグラベルロードは、道の表面に滑りやすい小さな砂利やダストがたまっているため非常に滑りやすい。
しかし、何台か競技車両が走行すると路面はクリーンになりタイヤのグリップ力が高まる。つまり、ドライのグラベルコースでは、出走順がはやい選手がどうしても不利になるのだ。
ラリー・メキシコでは、最初のグラベルステージとなるデイ2の出走順はここまでのドライバーズ選手権のランキング順となり、選手権トップのラトバラはもっとも不利な先頭走者を担った。そのため、タイムロスを避けることは不可能に近かった。
■ラリー・メキシコ デイ2の結果
1 クリス・ミーク/ポール・ネーグル(シトロエン C3 WRC) 1h01m33.8s
2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +20.9s
3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +56.7s
4 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +1m27.3s
5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) 1m32.9s
6 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー(シトロエン C3 WRC) +1m52.8s
7 ヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード(ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m02.1s
8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m.30.8s
9 ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン（シュコダ ファビア R5）+3m24.3s
10 エリック・カミリ/ベンジャミン・ヴァイラス（フォード フィエスタ R5）+3m59.7s
