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【WRC】トヨタのトミ・マキネン代表「問題は解決の糸口が見つかった」/ラリー・メキシコ デイ2

2017年03月11日(土)18:37 pm

3月10日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技2日目デイ2が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が4位につけた。

また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は前日と順位は変わらず、8位でデイ2を走りきった。

■交通渋滞によりSS2とSS3をキャンセル

9日(木)の夜にメキシコシティのストリートステージで開幕したラリー・メキシコは、サービスパークがあるレオンの近郊で10日の午前中に競技が行われる予定だった。

しかし、ラリーカーをメキシコシティからレオンへと運搬するトランスポーターが、予期されていなかった道路閉鎖に伴う交通渋滞により10日朝までにレオンのサービスパークに到着しなかったため、大会主催者はデイ2午前中のSS2とSS3をキャンセルすることを決断。

そのため、デイ2の競技はSS2の再走ステージとして設定されていたSS4から始まることとなり、午後4時14分に競技がスタートした。

SS4をスタート後しばらくすると、両ドライバーはエンジン温度の上昇に気がつき、温度を下げるため、通常はリエゾン区間で使用する出力を絞ったロードセクション・モードに切り替えながら走行。そのためタイムをロスしたが、それでも5本のSSを走りきりサービスパークへと帰還した。チームは温度上昇の原因究明と対策に全力で取り組み、早期の問題解決を目指す。

■トミ・マキネン(チーム代表)

「高い気温、そして高い標高という、ふたつの難題が重なるラリー・メキシコは、我々にとって大きな挑戦になるだろうと思っていました。

今日、2台のクルマに起こった問題に関しては、幸運にも解決の糸口が見つかったと信じています。そして、困難な1日だったにも関わらず、2台のクルマがSSを走りきりサービスパークに戻って来たという事が何よりも重要です。

ユホは4位と表彰台が見える位置につけ、ヤリ-マティも難しい状況で良い仕事をしました。明日も彼らの頑張りに期待したいと思います」。

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