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エクレストンのワンマン体制は間違いだったと新F1ボス

2017年01月25日(水)17:05 pm

新たにF1最高責任者の地位についたチェイス・キャリーは、前任者のバーニー・エクレストンが使っていたロンドンのオフィスをそのまま使うつもりはないようだ。

■エクレストンのオフィスでは小さすぎるとキャリー

キャリーは、これに関して次のように語った。

「我々はバーニーのオフィスでこのビジネスを運営することはできないよ。あまりにも小さすぎるからね」

「私が使う部屋すらないし、どこか別の場所を見つけることになるだろう」

■3人のF1首脳が働けるオフィスが必要

実際のところ、これまではエクレストンが1人でF1全体を取り仕切っていたが、今後はキャリーが最高責任者を務めつつ、かつてフェラーリやメルセデスAMGで技術責任者やチーム代表として活躍したロス・ブラウンがスポーツ担当マネジングディレクターに、そして元ESPN副社長のショーン・ブラッチスがマーケティング担当マネジメントディレクターに就任することになっている。つまり、この3人が共に仕事ができるオフィスが必要となるのは確かだろう。

「私はロンドンの中心部にあるアパートで生活しているし、F1はこれからもイギリスに拠点を置くことになるからね」とキャリーは付け加えた。

■ワンマン体制は今の時代には合わない

これまでF1最高責任者の地位にあったエクレストンには「名誉会長」という肩書が与えられたと報じられている。だが、今後エクレストンとF1のかかわりがどのようなものになるのかはまだあまりはっきりとはしていない。

この件について、「いつ、どこで彼(エクレストン)に助言をもらうことがふさわしいかは我々が決めることになる」と語ったキャリーは、『Sun(サン)』紙に次のように付け加えた。

「バーニーはワンマンチームだ。今日の世界において、それは正しいことではなかった」

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