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今季GP2王者ガスリー「目標はF1フランスGPが復活する2018年のF1デビュー」

2016年12月07日(水)17:34 pm

2016年のGP2シリーズチャンピオンに輝いたフランス人ドライバーのピエール・ガスリーが、F1フランスGPが復活する2018年にはF1ドライバーとしてグリッドに並ぶことを目標にしていると語った。

■2017年のF1昇格もうわさされていたガスリー

レッドブルの育成ドライバーであり、2016年にはリザーブドライバーも務めていたガスリーに関しては、2017年にジュニアチームのトロロッソからF1デビューを飾ることになるのではないかとのうわさもあった。

だが、レッドブルでは2017年も引き続きスペイン人ドライバーのカルロス・サインツと、ロシア人ドライバーのダニール・クビアトの2人をトロロッソで走らせることを決定。ガスリーに関しては、GP2での走りに少しムラがあることで、もう少し経験を積ませる必要があるとの判断が行われたと伝えられている。

■フランスGPが復活する2018年に焦点

だが、2016年のGP2最終戦で逆転によるタイトル獲得を決めた20歳のガスリーは、母国フランスの『Le Figaro(フィガロ)』紙に対し、ポール・リカール・サーキットで10年ぶりにフランスGPが復活する2018年には必ずF1シートを獲得するつもりだと次のように語った。

「2018年から(F1に)かかわることを目指している。今回の(フランスGP復活の)発表があっただけに、できるだけ早くF1に昇格することが僕の目標だよ」

「いずれにせよ、これはものすごくやる気につながるし、そのために全力を尽くすつもりさ」

■全エネルギーを2018年のF1デビューのために使っていく

2017年のF1デビューの可能性はほぼ消えてしまったガスリーだが、現時点ではフランスGPが復活する2018年にF1デビューすることを目指してもう1年待つことになったのも悪いことではないと考えているようだ。

「そうなれば理想的だろうね」

「ヘルムート(マルコ/レッドブルのドライバー育成責任者)にそれを提案してみたいと思うよ」

ほほ笑みを浮かべながらそう語ったガスリーは、次のように付け加えた。

「2018年にスタートを切ることができるよう全エネルギーを費やしていくよ」

■ポール・リカールでF1カー走行経験も

フランス南部のル・カステレにあるポール・リカール・サーキットでは1990年を最後に、その後は一度もF1レースは行われていない。だが、ガスリーは、現在はF1最高責任者であるバーニー・エクレストンが所有するそのサーキットで走ったことがあると次のように続けた。

「今季あそこでレッドブルが行ったピレリのタイヤテストで走るチャンスがあったんだ。素晴らしい2日間だったよ」

「すごく面白くて腕が試されるサーキットだね。すごく独特なコーナーや非常に高速の部分もあれば、曲がりくねった区間もある。つまり、すごく多様性があるんだ」

「僕は、このサーキットはF1カレンダーに載るにふさわしいところだと思うし、ほかと比べてもかなり面白いサーキットじゃないかと思うよ」とガスリーは付け加えた。

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