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リカルド、マレーシアで羽目を外して逮捕された母国ファンを擁護

2016年10月05日(水)18:11 pm

ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がパワーユニットトラブルで姿を消し、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンの1-2フィニッシュで終えるという波乱の展開となった先週末のF1マレーシアGP(第16戦)だが、レース後に表象台の下でもちょっとした波乱が発生していたようだ。

■表彰台の下で悪ふざけしたファンが逮捕

リカルドの優勝に喜んだ9人のオーストラリア人ファンたちが、表彰台の下でマレーシアの国旗が描かれた下着姿になって大騒ぎし、マレーシア警察によって逮捕、拘留されてしまっていたのだ。

マレーシア警察が発表したところによれば、これらのオーストラリア人たちは公然わいせつと「意図的に治安妨害を試み、意図的な侮辱行為を働いた」ことにより、今後刑務所に収監される可能性もあるという。

■久しぶりの優勝にファンも大興奮していた

すでに今週末に鈴鹿で開催される日本GPの準備に入っているリカルドだが、『Huffington Post(ハフィントン・ポスト)』からこの事件について質問されると、次のように答えた。

「もちろん、そのことは知っているけど、そのとき僕はもうそこにはいなかったんだ」

「そのとき、彼らは無邪気に楽しんだだけだと考えていたし、(リカルドの優勝を)祝うことを楽しんでいたんだ。僕が勝ったのは久しぶりだったし、彼らも興奮してしまったのさ」

そう語ったリカルドは、次のように付け加えた。

「彼らは自分たちの行為が地元の人たちにどう受け止められるかということを理解していなかったんだ」

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