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【マクラーレン・ホンダ】「非常に速いペースで走行、有効なデータも収集できた」

2016年10月01日(土)1:30 am

マクラーレン・ホンダは、日曜日に行われるマレーシアGPの決勝に向けて、かなりスムーズなスタートを切った。フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンの両ドライバーは、セパンの再舗装された路面とわずかに形状が変更された緩やかなコーナーを初めて体験し、ほぼトラブルフリーでセッションを終了した。

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蒸し暑く、路面温度が高かったにもかかわらず、両マシンとも問題なく走行を行った。ただ、FP2の序盤には、両ドライバーが走行中にマシンのフロアーを軽くぶつけてしまったため、ボディワークの修理のために少し遅れが生じた。

いずれのドライバーも最適なセットアップを見つけることはできなかったものの、アロンソがパワーユニットの部品交換による一連のグリッドペナルティーを受けるとともに、今週末は変わりやすい天気が予想されているため、土日にできることはまだたくさんある。

■フェルナンド・アロンソ(MP4-31-04)
FP1 1:36.510 (+1.283) 18周 5番手
FP2 1:36.296 (+1.352) 27周 7番手

■ジェンソン・バトン(MP4-31-03)
FP1 1:37.613 (+2.386) 20周 10番手
FP2 1:36.715 (+1.771) 22周 10番手

■エリック・ブーリエ「非常に速いペースで走行できた」

マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、F1マレーシアGP初日を振り返り、次のようにコメントした。

「再舗装および形状変更されたセパン・サーキットは、今週末、我々のチームとエンジニアに大きな挑戦を突きつけている。幸いにも、今日はなんの問題もなく一日を終え、両セッションでマシンの調整を行いながら、有効なテストデータを収集することができた」

「フェルナンドはすぐにいいペースで走り始め、ときには非常に速いペースで走行し、週末に向けて前向きなスタートを切ることができた。パワーユニットに新しいパーツを投入することで、フェルナンドが大きなグリッドペナルティーを受けることはフラストレーションがたまる。ただ、それは週末における我々のプログラムの中ですでに考慮されていることであり、日曜日にその逆境に耐えられるマシンと戦略を彼に提供するべく、我々は懸命に仕事に取り組む」

「今週末はジェンソンにとって300回目のグランプリとなるが、これは重要な節目となる。また、これは我がチーム全員およびパドック内の多くの人々が本人と一緒に祝う出来事だ。ジェンソンはまだ十分に満足できるバランスをつかめていないが、収集した膨大なデータを今夜解析した上で、明日の予選に向けてセットアップの方向性を選択する」

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