【動画】F1イタリアGP、オンボードカメラ映像9選〜F1ドライバーの素晴らしいテクニックの数々
■アロンソ、スタートで好反応
フェルナンド・アロンソ（マクラーレン・ホンダ）のスタートシーン。目の前でスタートを失敗したエステバン・グティエレス（ハース）を素早い反応で交わしたが、左側から勢いよく出てきたフェリペ・マッサ（ウィリアムズ）を避けるため右側の汚れているコースへ逃げたため、一瞬コントロールを失い、やや失速してしまった。
■ハミルトンとリカルドのクリーンな攻防
ホームストレートでダニエル・リカルド（レッドブル）にオーバーテイクを仕掛けたルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）。しかし、リカルドがイン側を守ったため1コーナーでのオーバーテイクは失敗。ところがハミルトンも諦めず、シケインを出口重視に切り替えてうまく加速。ハミルトンはアウト側から攻め、リカルドもイン側を守りつつも左側に1台分を残してギリギリの攻防だった。
■マクラーレン・ホンダ同士のバトル
ジェンソン・バトン（マクラーレン・ホンダ）が、1コーナーのブレーキングでアロンソをオーバーテイク。さすがチームメート同士、不要なバトルは避けている。
■ミスで差が広がったハミルトン
スタートで順位を落としたハミルトン。勢いよく追い上げ、トップのニコ・ロズベルグとの差を10.5秒まで縮めるが、1コーナーで珍しいブレーキングミス。これで12.1秒差まで広がってしまった。
■リカルド、突き刺さすようなオーバーテイク
リカルド、会心の一撃。今回のレースで最も驚いたシーンではないだろうか？リカルドは「バルテリ（ボッタス）は通常ならかなりクリーンなバトルをするのを知っていたからできた」と信頼関係があったからこそできたオーバーテイクだったと明かしている。リカルド自身も「クルマの中で笑っていたよ」「クール！」と表現しているように素晴らしいオーバーテイクだった。
■フェルスタッペン、狙い定めてペレスを一発でパス
マックス・フェルスタッペン（レッドブル）はホームストレートで加速し、シケインでセルジオ・ペレス（フォース・インディア）の真後ろにピッタリつけた。しかしメルセデスパワーのペレスの加速は良く引き離しにかかるが、コーナーリング性能に勝るレッドブルはグングン近づいていく。そして次のコーナーでイン側にズバッと飛び込んでオーバーテイクした。
■ボッタス、2台をイン側から一気にオーバーテイク
15周目、新品タイヤに履き替えたばかりのバルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）が前の2台をイン側からオーバーテイクするシーン。ジェンソン・バトンとカルロス・サインツ（トロロッソ）は明らかにグリップがなく、ボッタスはグリップ力を活かしてイン側から一気に2台を抜き去った。
■ハミルトン、痛恨のスタートミス
メルセデスの弱点のひとつ、それがスタートだ。これまでも何度もスタートで失敗して順位を落としている。ハミルトンは「ファクトリーに戻って話し合う」としており、自身のミスではないと主張している。
■フェルスタッペン、アンチストールで急落
フェルスタッペンがスタートで失敗した映像。アンチストールが働き、一気に順位を落とした。
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