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先輩ドライバーがマグヌッセンの課題を指摘「チームメートに差をつけよ」

2016年08月16日(火)16:42 pm

ケビン・マグヌッセン(ルノー)は、F1シートを確保するためにはチームメートにもっと大きな差をつける必要がある。

そう指摘したのは、マグヌッセンと同じデンマーク出身の元レーシングドライバー、ジェイソン・ワットだ。46歳のワットは1990年代に国際F3000シリーズで活躍。以後は主にデンマークのツーリングカー選手権で戦ってきた経歴を持っている。

そのワットは、ルノーには2017年に向けて多くのドライバー候補者がいるため、マグヌッセンもうかうかしてはいられないと主張。特に、現在のチームメートであるジョリオン・パーマーにもっと明確な差をつけていく必要があると考えている。

第4戦ロシアGPで7位に入り、6ポイントをチームにもたらしたマグヌッセンだが、それ以外のレースではいまだノーポイントのパーマーと似たり寄ったりの成績にとどまっている。

「それが彼にとって一番の問題だね」

『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』にそう語ったワットは、次のように続けた。

「パーマーは自分の仕事で成長を始めている。だから、ケビンのレベルが落ちてきたように見えてしまっているんだ」

ワットは、もし今後もこういう状態が続くようであれば、ルノーにとってはパーマーのほうが2017年に向けてより魅力的な選択肢となるだろうと見ている。ワットによれば、パーマーはマグヌッセンが持ち込んでいるスポンサー資金の4倍ほどにあたる資金をチームに持ち込んでいると考えられているという。

それゆえ、マグヌッセンが来季のシートを確保するためには、サーキットでさらに結果を残すことが必要だとワットは次のように付け加えた。

「彼にはもっと結果を出して欲しいと思う時がある。だから、メディアも彼はチャンスをつかむ必要があるとしか書けないんだ」

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