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「マクラーレンは前進した」とサインツ、2017年のルノーエンジンに期待

2016年08月15日(月)19:49 pm

カルロス・サインツ(トロロッソ)は、最新型のルノーエンジンを使える2017年に期待を寄せている。

■フェルスタッペンとは「ほぼ互角だった」

開幕当初チームメートだったマックス・フェルスタッペンは、シーズン途中にレッドブルにステップアップすると、さっそく優勝と複数の表彰台をつかんだ。

レッドブルに昇格したのがサインツでも同等のパフォーマンスを発揮したと考える者もいる――そう『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌のインタビューで聞くと、サインツは次のように語った。

「トロロッソで一緒だったとき、僕たちの間には0.2秒ほどしか差がなかった。流れが彼に傾くときもあったけれど、また僕のほうに戻ってきた」

「僕たちはほぼ互角だった」

■旧型のフェラーリエンジンで後退

しかし、今やフェルスタッペンがグリッド上位の常連になったのに対し、サインツの乗るトロロッソは、2015年型のフェラーリエンジンを使用しているため相対的に後退している状況だ。

「間違いなくアドバンテージではないと言っておこうか」とサインツ。

「マクラーレン(ホンダ)は前進したし、フォース・インディアも強敵だ。スパ(F1ベルギーGP/28日決勝)やモンツァ(イタリアGP/9月4日決勝)のようなコースでは、僕たちは苦戦するだろうね」

■2017年に光明を見いだす

サインツにとっての朗報は、2017年のトロロッソ残留がすでに決まっていることだ。

「気分はいいよ」とサインツも認める。

「特にシーズン中の早い段階で決まったからね。確定していないとどれほど不安になるかは僕も経験上知っている。トロロッソでの3シーズン目がすごく楽しみだ」

サインツが来季に自信を深めているのは、トロロッソが最新型のルノーエンジンを搭載するからでもある。

「ここ数か月のルノーの進歩を見れば、すごく自信がわいてくるよ」とサインツは語っている。

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