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マルドナード、前マノー首脳と組んでレース復帰か

2016年08月12日(金)17:51 pm

パストール・マルドナードがレーシングドライバーとしての活動を再開するかもしれない。

2015年シーズン限りでロータス(現ルノー)のシートを失ったベネズエラ人ドライバーのマルドナードは、以後F1公式タイヤサプライヤーであるピレリのテストを担当した以外には目立ったレース活動はしていない。

だが、そのマルドナードが9月3日(土)にメキシコで決勝が行われるWEC(世界耐久選手権)の今季第5戦に出走するかもしれないと報じられている。

そして、マルドナードが加入すると見られているのは昨年までマノー・マルシャのスポーティングディレクターを務めていたグレアム・ロードン率いるマノー・モータースポーツだ。

2014年に経営破たんを起こしたF1チームのマルシャは、ロードンらが必死に出資者を探した結果、イギリス電力業界の風雲児として知られるスティーブン・フィッツパトリックを新オーナーに迎え、2015年にはマノー・マルシャとしてF1活動を継続していた。

だが、フィッツパトリックとロードンらの関係が悪化し、ロードンは2015年シーズン後にチームを離脱。その後別チームを立ち上げ、WECのLMP2カテゴリーに参戦している。

メキシコで行われる6時間耐久レースにマノー・モータースポーツの44号車で出走する予定のメキシコ人ドライバー、アルフォンソ・トレダノはブラジルのメディアに次のように語った。

「第3ドライバーが確定するのを待っているところなんだ。パストール・マルドナードになるかもしれないよ。チームが現在決定を下そうとしているところだから、それを待つしかないけどね」

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