レッドブルとピレリは、ムジェロで2017年モデルの幅の広いF1ドライタイヤの開発テストを2日間実施した。
2017年サイズのスリックタイヤを最初にテストしたチームとなったレッドブル。2日間ともドライブしたのはセバスチャン・ブエミ。2年ぶりのF1ドライブだった。ピレリにとっても、これが夏休み前の最後のテストとなった。
ピレリは、変更されるダウンフォースを学習・分析し、十分に耐えられてパフォーマンスを発揮するタイヤ開発が求められる。しかし、今回は完全な2017年マシンではないため、あらゆる分析が必要になるだろう。ピレリにとって、忙しい日々が続きそうだ。
次は9月6〜8日の3日間、フランスのポールリカールで、タイヤテストのためにモディファイしたクルマをメルセデスが用意し、スリックタイヤをテストする。
また9月6〜7日の2日間は、スペインのバルセロナでフェラーリがスリックタイヤをテストする。夏休み後、ピレリは全10回のタイヤ開発テストを加速していく予定だ。
●【2017年ピレリタイヤ開発テスト】夏休み以降の開発スケジュール