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メルセデスAMG「2台とも第1コーナーを無事にクリアできてホッとした」/F1ヨーロッパGP決勝

2016年06月20日(月)3:31 am

2016年F1第8戦ヨーロッパGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、次のようにコメントした。

■ニコ・ロズベルグ「」
決勝/優勝
「バクー(ヨーロッパGP)で勝ててすごく嬉しい。『人馬一体』と言うけれど、そんな気持ちになったのは今日が初めてだ。悪い予感なんか、これっぽっちもしなかったよ。今週末はマシンが最高だった。チームに深く感謝する」

「実は昨日の予選から、これ以上のフィーリングはないと感じていたんだ。どこかの時点でセーフティカーが出るだろうと予想はしていた。そうならないよう願っていたよ。得てしてレース展開を狂わせてしまうものだからね。ところが、いちばん先頭の僕は、最後まで順調そのものだった」

「少し気になることがあったとしたら、レース中盤に感じたパワーの低下だ。(規則により)エンジニアたちは、どうしろと僕に指示できない。そこでハンドルのスイッチ類を見ながら自分で解決しようとした。おかげでうまく行ったよ、Sagol!(おかげさまでね!)これって『どうもありがとう』って意味なんだ。最高の週末にしてくれたバクーに、そう言いたい。さあ、次はオーストリアだ!」

■ルイス・ハミルトン「エンジンの出力を感じられなかった」
決勝/5位
「今日はいったいどうしてしまったんだろう。エンジンから、ちっとも出力を感じられなかった。ある設定で走っていたところ、まるで長いことERS(エネルギー回生システム)を取り上げられた気分だった。ハンドルのスイッチ類には、実に何百種類もの組み合わせがある。いくら勉強をしたところで、全部は覚えられっこない。ハンドル上のスクリーンとにらめっこで、どこがおかしいのか探ってみたけれど、僕が何かの手順を誤ったとは思えなかった。F1の技術はいま、ほんとうに複雑化している。コース上で問題を解決できる手だてがあるって言うのに、それを(規則で)させないところにどんなメリットがあるって言うんだろう。レースができなかったことは、すごく残念だ」

「解決さえしたら、前を走る連中とバトルを繰り広げるなど、少なくとも見せ場を演出できたはずだ。残り10周ほどで問題は自然に消滅したが、その時点で得るものも失うものも無くなった。僕の前と後ろに、それぞれ10秒ぐらいの間隔が空いていたんだ。最後はエンジンをセーブしようと出力を落とした。今季の戦いは、まだまだ残されているからさ。今日は、戦いから取り残された。結果もそれなり。いちおう5位のポイント(10点)をくれるからもらっておくよ。次のレース(第9戦オーストリアGP)で挽回だ」

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