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フェラーリ「ベッテル2位、ライコネンはペナルティーで表彰台を逃す」/ヨーロッパGP決勝

2016年06月20日(月)4:10 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、バクー市街地サーキットで行われたF1ヨーロッパGP決勝を振り返って次のようにコメントした。

●【結果】F1ヨーロッパGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■セバスチャン・ベッテル「今日2台がポイントを取れたのは大きい」
決勝/2位
「今日僕たちが達成できたことについてはすごく誇りに思うことができると思う。2台ともポイントを取れたしね。僕たちは金曜日の出だしはすごく悪かったし、遅かった。そして最初はその理由も分からなかったんだ。僕たちはクルマにさまざまな変更を加えたんだけど、それによって大きく前進を果たすことができたし、今日の2位という結果につながったよ」

「コース上での展開は素晴らしかったと思っている。だけど、完全に満足できるわけでもない。キミ(ライコネン)がポジションを失ってしまったからね。だけど彼はいいチームワークを発揮してくれたし、僕に気持ち良く順位を譲ってくれた。最終的に僕たちが2位と3位で終えることができなかったのはちょっと残念だけど、彼はタイヤにかなり苦しめられていたんだと思うよ。新しいタイヤセットではなかったからね」

「僕はタイヤにはいい感触を得られていたんだ。だから最初のセットを少し長めに使い続けた。最初に2周ほどしたときにはあまり自信を持てていなかったけれどね。だけど、その後タイヤがかなり復活してくれ、そこからはまたよくなっていたよ」

「シーズンは長いし、ここでもいろんなことが起きていると思う。だけど、特にマラネロ(フェラーリ本部)ではね。僕たちの会長はすごく攻めの姿勢をとっているけれど、それはいいことだよ。彼は理解したいと望んでいるし、僕たちを助け、後押しをしたいとも望んでくれている。目標は高いけれど、一歩ずつ前進をしているし、今年の僕たちはうまくやれると確信しているし、今後に向けてライバルたちにすごく厳しい時を迎えさせることができると信じているよ」

「僕たちは素晴らしい形でシーズンをスタートさせることはできなかった。クルマはこれまでもよかったんだけどね。だけど、これまでは自分たちのチャンスをうまく生かしきれていなかったんだと思っている。だけど、今日は素晴らしい仕事ができた。これからも最大限のことをやり続けるし、シーズンの終わりに向けてチャンスを拡大し続けていくよ。だけど、もちろん僕たちがうまくレースをやり、クルマを改善しなくてはならないということも分かっているよ」

■キミ・ライコネン「5秒加算ペナルティーが痛かった」
決勝/4位
「全体的に今週末は厳しかったし、少しがっかりしているよ。ずっと楽しむところまで行けなかった。だけどレースではクルマもよかったし、スピードもあった。僕はある時点で白線を踏んでしまい、5秒加算ペナルティーを受けてしまった。そこからは自分の順位を守るためにペレス(フォース・インディア)との差をキープしようと頑張っていたんだ。だけど、2度にわたって2台の周回遅れのクルマにつかえてしまい、そこで貴重なタイムを失ってしまったんだ」

「僕はセバスチャン(ベッテル)と順位を入れ替えたことに問題はないよ。いずれにしても僕はペナルティーを科されることになっていたからね。だけど、彼を追い抜かせた周に2.5秒を失ってしまったし、それがあとあと響いたよ」

「最後のほうで僕は間違いなくペレスの前でレースを終えることはできていたんだ。だけど、あそこでは戦う理由もリスクを負う理由もなかったんだ。間違いなく、今日の僕のレースは難しいものになっていた。だけど、いろんなことが起きたことを考えれば、最終結果はそれほど悪くはなかったよ」

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