バクー市街地サーキットで開催中のF1第8戦ヨーロッパGP2日目、予選を終えたフォース・インディアのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグは、次のようにコメントした。
■セルジオ・ペレス「明日はチームに最高の結果をプレゼントしたい」
フリー3/6番手
予選/2番手(FP3の事故でギアボックス交換、5グリッド降格)
「あんな予選も珍しいね。Q3は、僕のF1人生でベストの走りだった。どのコーナーも全力で挑み、壁にも接触した。これはチームとして優れたパフォーマンスを発揮した成果だ。同時に、まだ自分に腹が立ってならない。FP3(フリー走行3回目)終盤の出来ごとにさ。そのせいでギアボックスを交換し、ペナルティを食らった。本来なら最前列からスタートするはずが、7番手に下げられちゃった」
「今夜は、頭のなかを整理して、このイライラを鎮めなければ。とにかく決勝に集中集中だ。予選に間に合うようマシンを修復してくれたチームの皆に、厚く御礼します」
「明日は、彼らに最高の結果をプレゼントして大いに盛り上がりたい。もちろん簡単なレースにはならないだろう。路面が変わりやすく、簡単にミスをしてしまうから。でも逆に、それがチャンスにつながって順位を挽回できるかもしれない。決勝について持っていた好感触は、簡単に捨てたりしないさ」
■ニコ・ヒュルケンベルグ「このガッカリ感は、何なんだ」
フリー3/3番手
予選/12番手
「このガッカリ感は、何なんだ。今週末、せっかくマシンが速いのに12番手スタートとは。明日の決勝で巻き返すしかないね」
「Q2で最大の問題は、最初のアタックでスピンしたこと。それまでは、ほんと最高のラップだった。間違いなくQ3に進めたはずだ。第16コーナーで後輪のグリップを失いスピンしてしまった。それまでタイムらしいタイムを上げていなかったので、最後の数分に、それがプレッシャーとなってのしかかった」
「そして残念ながら、最後のアタックはトラフィックに引っかかり、マシンもそれまでのグリップ感を失ってしまった。まるで坂から転げ落ちるような気分だったよ」
「ほんとうに残念だ。それに、ムカついている。あのマシン性能をもってすれば、もっともっと上に行けたはずだ。正直、はらわたが煮えくりかえるよ。でも明日は、必ずや失ったものを取り返してやる」
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