ルノーが2017年のドライバー候補としてカルロス・サインツ(トロロッソ)に興味を抱いていることを認めた。
■アラン・プロストがサインツを評価
このうわさが大きくささやかれるようになったのは、ルノーのアンバサダーを務める伝説的元F1ドライバーであるアラン・プロストが『Minute-Auto.fr』に次のように語ったのがきっかけだった。
「彼(サインツ)がトップチームでどれほど成長できるか見てみたいものだ」
■アロンソのマネジャーも称賛
そして、サインツと同じスペイン出身ドライバーであるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)のマネジャーを務めるルイス・ガルシア・アバドも、21歳のサインツはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)同様F1期待の新星のひとりだと次のように語った。
「最近、サインツとフェルスタッペンのパフォーマンスに関する記事を読んだのだが、かなり似たようなものだった」
スペインの『AS』にそう語ったアバドは次のように続けた。
「この2人の違いは(レッドブル昇格を知らせる)電話を受けたかどうかだ」
「彼(サインツ)は成熟しており、才能があり、チャンスを生かしたいという欲望を持っている。そして彼はそのうちチャンスを得るだろう」
■興味深いドライバーだとルノーのボス
そして、サインツの件について質問を受けたルノーのレーシングディレクターを務めるフレデリク・ヴァスールは、うわさを否定することなく『Marca(マルカ)』に次のように答えた。
「まずは彼の契約条件がどのようなものなのかを知る必要がある。だが、彼は今後に向けて非常に興味深いドライバーだよ」