フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、来季もキミ・ライコネンとの契約を更新する可能性をほのめかした。
36歳となるライコネンだが、現在の契約は2016年の1シーズンのみとなっている。年齢や現在のパフォーマンスなどからみて、フェラーリが来季以降に向けてその契約を更新する可能性は低いのではないかとも言われており、後任候補として現時点でのポイントリーダーであるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)や、前戦F1モナコGPで初ポールポジションを獲得する活躍を見せたダニエル・リカルド(レッドブル)などの名前がうわさされている。
だが、以前からライコネンと仲が良いことで知られているセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、今後もライコネンがチームに残留して欲しいと考えていることを明らかにしている。
スイスの『Blick(ブリック)』紙から、2017年にベッテルのチームメートを務めるドライバーとして理想的だと思われるのは誰かと質問されたアリバベーネは、「来年になったら教えるよ」と答えたものの、次のように付け加えた。
「我々には理想的なコンビがいる。どちらも前進を続けている。これ以上我々が何を望むと言うんだい?」