ルノーはジョリオン・パーマーがシートを喪失するのでは、という憶測を否定した。
パーマー交代の憶測が出ていた同じ週、レッドブルはダニール・クビアトを降格させた。その後も2014年GP2チャンピオンでもあるパーマー交代説は止まず、候補としてルノーテストドライバーの2人の名が挙がっている。1人はロシアGPフリー走行1回目を走った20歳のセルゲイ・シロトキン、もう1人はメルセデスからレンタル移籍中の19歳のエステバン・オコンだ。
■オコンはスペインGPでフリー走行1回目に登場
フランス人のオコンは、昨年のGP3チャンピオンで、2014年ヨーロッパF3チャンピオンでもあり、メルセデス育成ドライバーの1人だ。そのオコンはパーマーに代わってF1スペインGPでフリー走行1回目を走る。
ルノーチーム代表フレデリック・バスールは、昨年GP3でオコンが所属していたチームのボスでもある。しかし次のように語った。
「私たちは強力なラインナップを有しており、満足しているしコミットしているよ」
「ケビン(マグヌッセン)は、F1に復帰して非常に良い結果を残しているし、ジョリオン(パーマー)は順序立った方法で明確にルーキーシーズンを歩んでいる」
「事実として、ここ数戦のレースはジョリオン自身が望んでいた結果ではないが、ドライバーの最初のシーズンでは自然なことだ。彼は学んでいて、力強く進歩しているよ」