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クビアト降格は「厳しい」が「意外じゃない」と語るマーク・ウェバー

2016年05月08日(日)20:21 pm

ダニール・クビアトがレッドブルから姉妹チームのトロロッソに降格になったことについて、元F1ドライバーでレッドブルに所属していたマーク・ウェバーが語った。

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F1第4戦ロシアGPの数日後に、クビアトを古巣に戻し、代わりに18歳のマックス・フェルスタッペンをレッドブルに昇格させることが突然発表され、関係者を驚かせた。

ウェバーは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコの決断は「厳しい」ものだと話した。世界耐久選手権(WEC)が行われているスパ・フランコルシャン・サーキットで『Telegraph(テレグラフ)』紙のインタビューに答えている。

「ああ、厳しいね。ビッグビジネスだから、事態はあっという間に変わる」

「F1に隠れ場所はない。毎セッション自分次第だ。自分のパフォーマンスで評価される」

クビアトはまだ22歳だが、今シーズン限りでF1のシートを失う可能性もある。レッドブルは才能ある若手を次々に切り捨ててきたと言われているが、ウェバーはこう話す。

「ヘルムートはそうは考えない」

「彼が望むのはパフォーマンスだけだ。最高のシナリオで最も速い者をできるだけ早く手に入れたいのさ。別に意外じゃないね」

■「ロシア以前から準備されていた」と見るウェバー

フェルスタッペンにはメルセデスAMGやフェラーリも関心を持っており、レッドブルはドライバー移籍市場でライバルの先手を打ったのだとウェバーは話す。

「2017年のマーケットに対して少しばかり先手を打ったんだろう」

「ロシア以前から準備されていたのかもしれない。何かが起きようとしている感じがしていた」

「彼(クビアト)は1年(レッドブルで)過ごしたが、不十分だと評価されたんだ。普通はシーズン末まで待つが、そうでないこともある。特にレッドブルはね。突然バン!さ」

「マックスがレッドブルでも新記録を作れるか見てみよう。マックスの準備ができているか? 彼に選択肢はない。やるしかないんだ」

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