■メルセデスAMG、マクラーレン・ホンダの記録にあと1つ
2015年のF1日本GPから数えて、メルセデスAMGは10連勝となった。1988年マクラーレン・ホンダが記録した11連勝という記録まであと一つとなった。
1988年は、マクラーレン・ホンダxアイルトン・セナxアラン・プロストという最強チームが、あの16戦15勝という圧倒的な記録を成し遂げたシーズンだ。セナがF1日本GPで初めてF1世界チャンピオンを獲得して、本田宗一郎に祝福を受けたことでも有名なシーズンでもある。
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■メルセデスAMG、30回目
ルイス・ハミルトンが2位でフィニッシュしたことで、メルセデスAMGはF1で30回目の1-2フィニッシュを達成したことになる。
■ハミルトン、4回目
ハミルトンは、10番手以下からスタートして表彰台を獲得したのは4回目となった。
■フェラーリ、700回目
フェラーリにとって700回目となる表彰台を、キミ・ライコネンが獲得した。
■ベッテル、2011年以来
一方でセバスチャン・ベッテルは今シーズン2回目のリタイアとなった。ベッテルにとっては、1周目でのリタイアは2011年アブダビGP以来となる。
■ライコネン、2013年韓国GP以来
ライコネンの表彰台は、ナイトレースやトワイライトレースを除くと、2013年F1韓国GP以来となる。
■ウィリアムズ、メルセデスAMGと記録更新
ウィリアムズは今シーズン、2台ともにポイント獲得をするという記録を維持した。他に2台ともにポイント獲得をし続けているのはメルセデスAMGだけとなる。
■マクラーレン・ホンダ、2015年ハンガリーGP以来のポイント
フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが2台ともポイントを獲得した。マクラーレン・ホンダの2台がポイント獲得したのは、昨年のF1ハンガリーGP以来となる。
■マグヌッセン、ロシアGPは得意?
ケビン・マグヌッセン(ルノー)が激しいバトルの末、今季初ポイントを獲得した。偶然にもマグヌッセンにとってベストな結果は、2014年F1ロシアGPでの5位入賞だった。
■ルノー、2010年以来のポイント
また、ワークスとして復活したルノーにとっては、2010年アブダビGP以来のポイント獲得となる。
■ヒュルケンベルグ、2年連続リタイア
ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)は、F1ロシアGPオープニングラップの2コーナーでリタイアするのは2年連続となってしまった。
■グロージャン、3度目のポイント
ロマン・グロージャン(ハース)は、今季4レースでフィニッシュし、ポイントを獲得したのは3回目となった。
また、グロージャンは87回目のF1出走記録となり、アメリカの伝説のレーサー、ダン・ガーニーの86回の出走記録を上回った。
グロージャンはガーニーのように、アメリカンオーナーのマシンで優勝するという成功を真似ることができるだろうか?
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