ジュール・ビアンキが17日(金)にニースの病院で亡くなったことが、家族の声明で明らかになった。享年25歳。
ビアンキは、昨年10月のF1日本GPでクラッシュして以来、こん睡状態が続いていた。
以下、18日(土)に発表された家族の声明より。
「ジュールは、常にそうしていたように、最後の最後まで戦い抜きました。しかし今日、その戦いは終わりを迎えました」
「私たちの悲しみは言い表せないほど大きなものです。愛情と献身をもってケアしてくださったニース大学付属病院の医療スタッフに感謝申し上げます。また、事故直後にジュールの治療にあたっていただいた三重県立総合医療センターの皆様や、この数か月間ケアにかかわってくださった医師の皆様にも感謝を申し上げます」
「さらに、ジュールの同僚、友人、ファンなど、この数か月にわたり、彼への愛情を示してくださった1人1人全員に感謝しています。私たちに大きな力を与え、苦しい時期を乗り切る助けとなりました。多くのメッセージを見聞きするたびに、ジュールが世界中の大勢の皆さんにこれほど大きな感動を与えていたのだと知ることができました」
「ジュールの逝去を乗り越えるまでの苦しい時期、家族のプライバシーを尊重していただけますよう、お願い申し上げます」
ジュール・ビアンキのご冥福を心よりお祈り申し上げます。