トヨタは、ハイブリッド専用車「SAI」を一部改良するとともに、特別仕様車G“ヴィオラ”を新たに設定し、11日(月)に発売した。価格は330万3,818円から433万9,637円で、G“ヴィオラ”は399万6,982円となる。
今回の一部改良では、世界で初めて「スーパーUV400カットガラス」が全車のフロントドアに採用された。カットできる紫外線の波長上限を400nm(従来型は380nm)に変更したことで、快適性がさらに向上された。
また、洗車などによる小さなすり傷を自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」を全外板色に採用したほか、「ヒルスタートアシストコントロール」に坂道を感知する機能を追加し、車両のずり落ちを緩和する性能が高められている。
さらに、より剛性を高めたボディーをベースに、サスペンションのチューニングやステアリングギヤ比を変更することで、操舵時の車両応答性を高め、操縦安定性の向上も実現。加えて、ライセンスランプに白色LEDを採用し、夜間のリヤビューに一段とクールな印象を付与した。
特別仕様車G“ヴィオラ”は、上品な色調の専用色ダークバイオレットをシート表皮(ファブリック×合皮)など内装の各所に採用。これに加え、快適温熱シート(運転席・助手席)、スカッフイルミネーション(運転席・助手席)などを特別装備し、より魅力的な仕様とされている。外板色には特別設定色スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(オプション)を含む全4色を設定。
<「SAI」のモデルと価格>
S/330万3,818円
S Cパッケージ/340万6,909円
G/393万8,073円
G“ヴィオラ”(特別仕様車)/399万6,982円
G Aパッケージ/433万9,637円