F1ドイツGPの2015年開催中止を統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が正式に発表した。
20日(金)の世界モータースポーツ評議会の結果を受けてFIAが声明を出し、「ドイツGPは、商業権利者と主催者が合意に達しなかったため中止された」と伝えた。
7月19日に決勝を開催する予定だったドイツGPがなくなったことで、2015年のF1は全19戦となる。ドイツがF1カレンダーから姿を消すのは1960年以来。
ドイツGPはニュルブルクリンクとホッケンハイムが隔年で開催することになっており、今年はニュルブルクリンクで行われる予定だった。しかし、経済的な理由から困難となったため、ホッケンハイムもF1最高責任者のバーニー・エクレストンと交渉を行っていたが、結局合意には至らなかった。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、2016年はホッケンハイムでドイツGPが復活する予定だと伝えている。