来季トロロッソからのF1デビューが決まったようだと報じられたカルロス・サインツJr.が、自分がまだF1デビューできるかどうかは分からないと語り、そうした報道を否定した。
24日(月)に、スペインやフランスの大手メディアが、トロロッソのオーナーであるレッドブルではすでにジャン-エリック・ベルニュに替えてスペイン人ルーキードライバーのサインツJr.を、来季17歳のマックス・フェルスタッペンとともにF1デビューさせることを決定したようだと報じていた。
だが、25日(火)に、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1公式テストにレッドブルから参加したサインツJr.は、「今後のことはまだまったく分からないだ」と語った。
レッドブルの若手育成プログラムメンバーであるサインツJr.は、今季F1の下位カテゴリーであるフォーミュラ・ルノー3.5シリーズの年間チャンピオンとなっていた。そのご褒美として今回レッドブルでテストを行うチャンスを与えられたものだ。
サインツJr.は、『Europa Press(ユーロパ・プレス)』に対し、「でも、待つしかないね」と付け加えた。