今季、F1の下位カテゴリーであるGP2のチャンピオンとなったジョリオン・パーマーが、2015年にフォース・インディアの控えドライバーとしての「役割」を手に入れることを視野に入れている。
シルバーストンにファクトリーを構えるフォース・インディアは、来季も現在のラインアップであるニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスというドライバー体制を継続することを正式に発表している。
だが、フォース・インディアは、25日(火)にアブダビで行われたF1公式テストにパーマーを起用。パーマーはトータル37周しかできなかったものの、全体で4番目となるベストタイムを刻んでみせている。
80年台に活躍したF1ドライバー、ジョナサン・パーマーを父に持つ23歳のイギリス人ドライバーは次のように語った。
「フォース・インディアは若いドライバーにいいチャンスを与えるチームだし、ここで仕事を得たいと思っているよ」
さらに、パーマーはチームがセッション後に出した声明の中で、フォース・インディアは「全体的に控えドライバーとともに本当にいい仕事をしている」と付け加えている。