今週末に開催されるF1ロシアGP(12日決勝)では、F1ドライバーたちが自分のヘルメットに鈴鹿での事故でこん睡状態に陥っているジュール・ビアンキを応援する気持ちを表したステッカーを貼ることになりそうだ。
FFSA(フランス・モータースポーツ連盟)のモルガン・キャロンは、このステッカーによりビアンキを励まそうという試みは同郷のフランス出身ドライバーであるジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)の発案によるものだと『RMC Sport(RMCスポール)』に次のように語った。
「ジャン-エリックは、よき友人でもあるジュールに起こったことを重く受け止めています。そして彼が率先してステッカー作成にあたりました」
「これはソチのパドック全体に配布されることになります。ロシアでの週末の間、(下位カテゴリーである)GP2、GP3、そしてF1でも全員が小さなメッセージを掲げることでジュールへの応援の気持ちを表すことになるでしょう」とキャロンは付け加えている。
配布が予定されいるステッカーにはフランス語で「みんながカーナンバー17のジュールと共にいる」という意味の言葉が記されている。