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ホンダ、F1エンジン開発の順調ぶりをアピール

2014年10月01日(水)19:12 pm

ホンダが、2015年の復帰に向けて進めているV6ターボエンジンの開発が遅れているとのうわさがあることに対し、プロジェクトの進展状況が順調であることをアピールした。

9月30日(火)にイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が、マクラーレンとともにフェルナンド・アロンソの引き抜きにかかろうとしているホンダだが、現時点ではV6パワーユニットの開発が予定よりも3か月ほど遅れているようだと報じていた。

だが、ホンダは、今週末に予定されているF1日本GP(5日決勝)に合わせて1日(水)に2015年型エンジンの画像を初公開した。

画像公開にあたり、F1プロジェクト責任者である本田技研の新井康久専務は、2015年のエンジンプロジェクトはいまや「佳境に」入りつつあり、ターボやエネルギー回生システムを連結しての「本格的なベンチテスト」の段階に移行していると語るとともに、「英国ミルトンキーンズの活動拠点も本格的に稼働を開始した」ことを明らかにしている。

そればかりか、『Speedweek(スピードウィーク)』が1日(水)に報じたところによれば、現在マクラーレンにエンジンを供給しているメルセデスが、マクラーレンに対し、最終戦のアブダビGP(11月23日決勝)の後に予定されているシーズン後公式テストで、ホンダV6エンジンのテストを行うことを許諾したという。

新井氏は、数週間前のF1公式ウェブサイトとのインタビューでは、ホンダの新エンジンがお目見えするのは、来年2月にヘレスで行われるテストになるだろうと語っていた。

だが、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、シンガポールで次のように述べていた。

「もちろん、舞台裏では来年からの新たなパートナー(ホンダ)とともに多くの作業を進めているよ」

「いくつかの推論やうわさに関してはっきりさせておくために言うが、最初のテストをいつどこで行うかはまだ確定していないんだ。多くの仕事が行われているし、正直に言って、当初のスケジュールに対して、ここまではすべて問題なく進んでいるよ」

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