政府が検討している自動車重量税の見直し案の内容が明らかになった。エコカーへの減税を拡大する一方、登録から11年以上経過した車を増税する内容だ。各メディアが伝えている。
明らかになった案では、2014年度からエコカーの重量税について、2回目の車検時の減税幅を現行の50%から75%に拡大する。その一方、登録から11年から18年の車は、最大で年1,000円の増税を行う。
政府は、消費税増税による新車販売の大幅な落ち込みを防ぐため、消費税8%の段階で重量税の見直しと取得税の減税を検討。消費税10%の段階では取得税が廃止される予定だ。
しかし、地方税の取得税が廃止されると自治体にとっては約2,000億円の税収減になると言われており、同じ地方税である軽自動車税の増税が検討されている。
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